大きいものが好き

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自分より大きいものが好き。
家も家具もぬいぐるみも大きい方がいい。
小さいものは不安になる。
小さいものに触れるとき、自分の存在が増すでしょ。
生き物としての自分の大きさが匂う。悪酔いする。
不必要に大きいソファやベッドがいい。
幼い頃、手の届かなかった蛇口みたいに、
ただまっすぐに足りないとき、すごく素直な心でいられる。

大きいもの運ぶのは絶対いやだけど、
運ばないものは、大きくて重くて、自分じゃ絶対に敵わないようなのがいいです。

 

 

思いつき

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朝から、トマトとバジルのつめたいパスタを作った。


昨日、スーパーでトマト缶を見つけたとき「わ、つめたいトマトパスタたべたーい。あっでも、せっかくなら生トマトで作ろ♡」と思って、トマトとバジルを買ったのだけど、昨晩はお腹が空かなかったので、今朝起きていちばんに作った。

おいしかったけど、何かが違くて、わたしが食べたかったのは、冷たいトマトソースのパスタだったことに気づいた。

よくあるの。「せっかくなら!」という、明るく楽しい思いつきが、気持ちをベターっと塗りつぶして、本末転倒気味になってしまうこと。

どうして気づけないんだろうと考えてみて、自分の中で「よりよいもの」がぴかぴか輝きすぎているのかもしれない、と思った。食べ物だと、缶詰より生、発泡酒よりビール、って具合により自然なものへの信仰があって、それに流されがち。

 

経験上、そっちのが自分にとっておいしいパターンが多いのは事実なのだけど(だから信仰してるわけで)、もっと柔軟に、その時々でいちばんよろこびの多い選択ができるようになるといいね、こんちゃん。

お届けもの

アマゾンで、ヴェレダスキンフードが届いた。
うれしいお届けものがくると、すぐに素手ダンボールをむりやり開封するから、手とダンボールがぼろぼろになる。


はさみをつかって先にテープを切った方が早いのはわかってるんだけど、早く開けたいまっすぐな気持ちがそういう小技をゆるさない。力勝負。あけてる最中でさえ、こんなのやだな、って思う。でも、止まらないの。


だからダンボールの口に、透明テープがびたびたに貼られてるとかなしい。何も道具を使わず、簡単にあけられて、たたむのも楽なダンボールだと、うっとりする。またこの店で買おう、と思う。


アマゾンの宛名シールが今のぺろんと剥がれるシールなったとき、すごいうれしかったもんね。かならずちゃんとはがす。ぺろん。もひとつぺろん。うふふ。

おしり

なんかさ、物事の終わりとか、撮影時間のマックスのこと「おしり」って言うでしょ。あれ、どうしても使えない。おしりはおしりやろ思うの。

吹奏楽やってた頃、毎日聞いてた表現だし、今も撮影とかのたびに聞くけど慣れない。「こんちゃん、今日おしりある?」とか言われても「おしり…」って、ちょっと遠い国にとんじゃう。おしりの国。
昔ダメだったのにいつのまにか使えるようになってしまった言葉ってたくさんあるから、将来、普通に使える日がくるのかもだけど。

言われるたび、おしりはおしりやろって、ぼんやり思ってます。

あさり

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人生で初めてあさりを買った。

お皿に塩水はって、お風呂で砂抜き。貝の間からにょきーと顔(顔?)がでてくるのしゃがんで見てたんだけど、すごいかわいい。

こんなかわいかったら飼いたくなっちゃうひと結構いるんじゃないかな、と思って、このまま飼えるのか調べたけど、このままでは飼えないぽかった。

ああ、いいなあ、生き物。かわいい。子供の頃は、ぬいぐるみにも動物にも言葉を発してほしくて、意思疎通とれないことが切なくて無理だったけど、最近はもう全然話さなくていいね。生きて動いてるだけで、心に炭酸の泡が走るよう。あさりでもそう思えるんだから、たぶんまじと思う。

 

夜、酒蒸しにしたんだけど、酒蒸しって一瞬なんだね。2分でできた。めちゃくちゃおいしい。あさりの出汁のきいたスープがやばすぎて、これ、日本酒か焼酎で出汁割りにして飲みたいなーと思って調べたけど、そんなことしてる人いなかった。

代わりに「〆の貝出汁スープ焼きそば」なるものがヒットして、たべてないけど優勝、って思った。優勝、って最初にこういう使い方したの誰なんだろ。けっこう好き。なぜなら実感に近いから。居酒屋行きて〜い。

 

足の裏とお皿

今日は自分の足の裏を見た。

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うつ伏せになって、膝を垂直に曲げて、外側に倒すと、びっくりするほどまっすぐ自分の足の裏が見えるの。すごい。すこし横からは何度も見たことあったけど、まっすぐは新鮮。

こんななんだ。けっこうかわいい、と思った。長めに眺めて、写真撮った。パシャ。みんなもやってみてね。

 

あと、こないだ買ったone kiln ceramicのお皿が届いたので、海老と木綿豆腐をシンプルに豪快な料理にして、盛ってみた。すごくない? おいしそうくない? おいしかった。

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最近、よくお皿調べしてるから、お皿リテラシーが上がってきました。陶芸作家さんとかまで調べて、心の近そうな人を探しているの。よきですよ。

 

カレー

 

今日は、カレーを作った。10皿分。玉ねぎが永遠に飴色にならなくて、こんな?って思った。

 

こんな大変な料理が、家庭料理の超一般的なメニューなのすごくない?  どんだけ切って炒めて煮込むんだ?

ハンバーグとかコロッケとかもやばいよね。そもそもあのかたちがふしぎ。あんなお手玉みたいにしてさ。卵焼きもよく巻いたなと思うけど。あとオムレツ。せめて半円じゃない? なんだ、あのかたち。誰も頭で考えなかったかたちだよね、シンプルにすごい。


一時の流行じゃなく、こんな大変なことが世界中に浸透してるの、超ふしぎだなあ。


それでいうとパエリヤとかスパニッシュオムレツ、妥当だなと思う。切って、盛って、焼けるの待って開けたら「わー♡」くらい。世間に浸透しそうなレベルってそんなもんじゃない? カレーがおいしすぎるんかなあ。